第28回地域住民講座を開催しました

4月13日(土)、恵佑会札幌病院にて第28回地域住民講座を開催し、180名の皆様にご参加頂きました。
過去27回、たくさんの地域住民の方や入院患者さんにご聴講頂いたことへ感謝を込めて、細川理事長が『がんに対する恵佑会の取り組み〜過去から未来へ〜』と題し、講演しました。

講演では、1981年の恵佑会札幌病院開院から緩和病棟開設、地域がん診療拠点病院の指定、第2病院の開院など、現在に至る歴史を振り返りながら、がんの概要や検査法・診断法、治療法について解説しました。
また、恵佑会札幌病院の特徴を、医療機器や症例数だけでなくダヴィンチ手術、緩和病棟、美容室など幅広く紹介しました。

最後に“恵佑会のこれから”として、高齢化やTPPが日本の医療にもたらす問題についてお話しました。細川理事長は「今後は、訪問看護や在宅支援の事業が注目される」と話し、時代の変化に対応し、患者さんから「ありがとう」と言って頂ける医療を提供しなければならないと締め括りました。


次回の地域住民講座は6月22日(土)です。『最新の乳がん治療』と題し、鈴木副院長が講演します。

また、恵佑会第2病院では5月18日(土)に第3回地域公開講座として、消化器内科の岡原医師が『食道がんについて〜早く見つけて治療しよう〜』の講演を行います。

どちらも参加無料となっておりますので、是非ご参加ください。