日本核医学会に参加しました!


第51回日本核医学会学術総会が、10月27日(木)より3日間の日程で、茨城県つくば国際会議場にて開催されました。当院からは放射線画像センター・伊藤所長及び鐘ヶ江副部長、そして外科・久須美副院長の3名が参加し、それぞれの立場からPET/CT検査に関する話題について口演しました。




PET/CT検査とは、陽電子ポジトロン)を出す放射性医薬品を注射して体内から出る放射線を検出し、病気の部位やその活動性を調べる検査です。1回の検査で全身をくまなく検索できる優れたがん診断法として注目されています。








学会では、伊藤所長が検査時の血糖値の影響について、鐘ヶ江副部長がPET/CT検査による食道癌の原発巣診断について、そして久須美副院長は、検査における大腸がんの原発巣について発表を行いました。









↑発表後、質問に答える伊藤所長(左)と、鐘ヶ江副部長(右)

最先端の診断機器であるPET/CTは国内でも近年、急速に普及しておりますが、学会での演題数はまだ多くないため、このように大きな学会で発表するのは重要なことです。

今後とも、日々の臨床に加え、学会への参加を通じて医療の発展に尽力してまいります。