研修会「知っておきたいがん化学療法の基礎知識と副作用対策」を開催しました

8月24日(水)、がん化学療法に関する医療従事者向け研修会を開催し、医師、看護師、薬剤師などが参加しました。

がん化学療法認定看護師である岩村千晴が「知っておきたいがん化学療法の基礎知識と副作用対策」と題し講演しました。

まず、化学療法の基礎知識として、化学療法の目的や治療効果について解説しました。
がん化学療法では有害反応は不可避であり、治療の適応と限界を十分に見極めて慎重に実施する必要があります。そのため、患者さんが安心し納得した上で治療を受けられ、安全で苦痛が少ない状況で治療を続けられるように支援することが大切だと説明しました。

次に、副作用対策について主に白血球・好中球減少や嘔吐への対処法をお話しました。
患者さんの症状に適した対策を行うことができるよう、薬の特徴や副作用が起こる仕組み、副作用への対処法などを丁寧に解説しました。


今後もこのような研修を通してがん化学療法に関する知識を確認し、患者さんの支援に役立てていきたいと思います。また、がん化学療法だけでなく様々な分野の研修会も開催したいと考えております。