日本核医学会学術総会に参加しました!

第50回日本核医学会学術総会(埼玉県大宮市)が11月11日より13日までの日程で開催され、当院より3名の医師が参加しました。

当院放射線画像センターの伊藤所長は『腎機能検査法の基礎と核医学検査の特徴』と題した教育講演を行い、長年専門としていた腎臓核医学について腎臓内科の先生とともに臨床における有用性をレクチャーしました。同センターの鐘ヶ江医師も、PET/CTでの食道がん診断に関する口演を行いました。

(左から久須美副院長、伊藤所長、鐘ヶ江医師)
また、消化器外科の久須美副院長は、『大腸癌の日常臨床におけるPET/CT検査〜外科医からのメッセージ〜』と題したランチョンセミナーで約1時間の講演を行いました。

画像診断のプロである先生たちからの質問に対して大腸がん最多経験の当施設データを用い、臨床外科医からしかわからない点を的確に答えていました。250名以上もの聴講がある中、有意義なセミナーとなりました。

当院では2006年よりPET/CT検査を開始し、現在までに全体で1万件以上の検査を行っています。
今後とも放射線診断科と他科の緊密な連携を行い、臨床診断の向上に役立てていきたいです。