舌がんの患者さんが江差追分の大会で優勝しました!

当院歯科口腔外科の患者さんである西田ミキエさんが、11月7日に開催された江差追分桧山大会で優勝されました!
西田さんは長年江差追分を続けていて、過去に受賞経験もある実力者です。しかし舌がんが見つかり、昨年1月に当院で手術を受けました。舌の2分の1を切除し前腕皮弁により再建するという大手術でしたが、どうしても唄えるようになりたいと毎日リハビリを重ねました。退院後は練習も兼ねて、ご主人と道の駅を回って唄を披露したそうです。その努力が今回、優勝という最高の結果につながりました。
「がんが見つかったときは本当にショックを受けましたが、唄えると信じて乗り切りました。入院中は夢の中でも唄っていました。皆さんから勇気をもらったので、私も人の励みになるようこれからも唄いつづけていきたいです。」と西田さんは話してくれました。


[写真]優勝後、外来受診された西田さんと山下上席副院長
このようなご報告をいただくのは、私たち医療従事者にとっても嬉しい限りです。患者さんに力をもらいながら、今後も更なる努力を続けていきたいと思います。