看護部リフレッシュ研修 〜カルルス温泉〜

7月25日(土)、看護部で新人職員を対象に、リフレッシュ研修を行いました。
場所は、登別カルルス温泉にある宿泊研修施設、恵佑会カルルス研修所です。

4月に入職した新人看護職員がそれぞれの部署に配属され、3か月が経ちます。
この時期は、慣れない環境や仕事に毎日必死に取り組み、出来ることが増えることに喜びを感じる一方、様々な悩みも生まれてくる頃です。
今回の研修は、新人看護職員が、普段とは異なる環境での活動を通して交流を深め、心身のリフレッシュをはかることを目的とし、開催されました。


研修会には、4月に恵佑会札幌病院・第2病院で新卒採用された27名が参加しました。
5〜6名毎に分かれてグループワークを行い、入職後の自己の現状や困っていること、頑張っていること、目指したい姿などを自由に話し合いました。

グループワークでは、扱う疾患が異なる部門の話を聞くことで、術前術後の患者さんの状態や対応の違いについて、自部門と比較しながら学んでいました。
また、周りの話を聞きながら、自分の現在の状況を振り返ったり、情報の共有を行いました。

同じ職場で働いているとはいえ、日々の仕事に追われる中、同期でゆっくり話す機会は多くありません。
話し合いでは、「皆、患者さんのことを第一に考え、業務中に学びを深めたり、自己学習していることがわかった」「皆、自分と同じ悩みや不安を持ちながら頑張っていることを知り、気持ちが楽になった」などの声があり、気持ちの上でも多くを得た時間となりました。


研修終了後には、皆でバーベキューを楽しみました。

あいにくの雨ではありましたが、仕事の枠を超えた交流の場で、参加者はみな楽しく充実した時間を過ごしていました。


研修を終えて、参加者からは、「リフレッシュできた」「他病棟との交流が深まりよかった」等の感想のほか、「患者さんの状況をもっと気づいて行動できるようになりたい」「不安なことは先輩に聞きながら、自分でも適切な判断ができるようになりたい」など、新たな目標が出ていました。
チーム意識も高まり、皆で努力して乗り越えていこう、という活力を得たようでした。



恵佑会カルルス研修所は、登別カルルス温泉に立地する宿泊研修施設です。
ここでは、各研修会開催の他に、自然の中での食事や温水プール、源泉かけ流しの温泉などを楽しむことができます。

2015年には長沼町に新たにマオイ研修所が完成し、宿泊研修施設として利用しています。


社会医療法人恵佑会では、今後もこういった研修等を通して職員同士の交流の場を設け、各自のスキルアップと意欲向上につなげていきたいと考えています。