「動きの感覚」学んで介助〜キネステティクス®講習会のご案内

アウェアネス・アクティビティ研究会(AWAW)より、支援と学習のキネステティクス®コース開催のご案内です。
今秋、恵佑会札幌病院が会場となり、9月にアドバンスコース10月にベーシックコースが開催されます。


キネステティクス®とは、動きの感覚を使った「動きの学問」です。
ご家族や患者さんの体位変換・移動の際、無理に力を加えると、自分の腰や身体の負担になるだけでなく、相手の方にも痛みや不安を与えてしまいます。キネステティクス®を学び、動きの性質を理解すると、自然な動作の流れがわかります。無理な力を使わないため、介助者の負担が和らぐと共に、自然な動きを使うので、被介助者の不快感も軽減されます。
研究会ホームページより
この概念は、看護・介護の場で広く取り入れられており、講習会では、自分の身体の動きについて、体感しながら学びます。

写真は、7月に開催したベーシックコースの様子です。

ゲームのように楽しみながら、互いの動きを学んでいます。


トレーナーを務めたのは、作業療法士の工藤さんと、企画も担当している当院の坂本看護師(皮膚・排泄認定看護師)です。

動きのワークと詳細な解説をとおして、受講者自らが、繊細な感覚の違いに気づくよう促し
ます。


今回からは、「キネステティクス®の世界観をよりわかりやすく」と、テキストもリニューアルされました。


毎日、動いている自分の身体ですが、どのように動いているのかは、意外と意識していないものです。
キネステティクス®の講習会は、過去には一般の方も多く受講されており、ご家族の介助等に役立てていただいてます。
看護・介護に関わっている方、是非この機会に、キネステティクス®を体験してみませんか?

詳しくは、アウェアネス・アクティビティ研究会(AWAW)のホームページをご覧ください!