学会に参加しました!

秋から冬にかけて、学術大会が盛んに開催されました。当院の医師も、日本全国に飛び、多くの学術大会に参加いたしました。
先月参加した学会について、いくつかご報告させていただきます。

第68回日本大腸肛門病学会学術集会(東京)
消化器外科 久須美副院長
ワークショップにて、大腸がんとPET/CT検査の可能性について発表いたしました。

第54回日本肺癌学会総会(東京)
呼吸器・乳腺外科 山崎部長
肺と食道における重複がんの手術について発表いたしました。

第75回日本臨床外科学会総会(名古屋)
消化器外科 西田副院長、久須美副院長

西田副院長は、ビデオセッション「私のこだわりの手術手技−食道・胃」の中で、高性能の手術器具を使った膵上縁のリンパ節郭清のテクニックをビデオ発表いたしました。受講者は100名を超え、大盛況となりました。

久須美副院長は、特別演題にて、「静脈ポートの挿入法」と題し、患者さんの栄養管理に重要な役割を果たす静脈ポートの留置法について、詳しい解説を行いました。

第4回頭頸部表在癌研究会(東京)
耳鼻咽喉科・頭頸部外科 渡邉副院長
耳鼻咽喉科用NBI電子スコープ(ENF-VH)を用いた内視鏡所見と治療時上部消化管内視鏡所見の比較検討」という題で発表いたしました。また、一般演題の司会も務め、その後、診療のためとんぼ返りいたしました。

第27回日本泌尿器内視鏡学会総会(名古屋)
泌尿器科 平川院長
現在注目されているロボット手術について、「ロボット支援腹腔鏡下前立腺全摘除術におけるDVC処理の検討」という題で講演いたしました。

学会に参加した医師は、自施設の発表を行うだけではなく、他施設の発表を聞くことや、討論への参加などにより、最新の医療について勉強し、帰院後の診療や治療に生かしております。今後とも、患者さん一人一人に対し、より良い医療が行えるよう、職員一同、努力してまいります。