「第12回北海道病院学会」にて優秀演題に選ばれました!

6月30日(土)にロイトン札幌で「第12回北海道病院学会」が開催され、伊藤言語聴覚士の演題「当科で経験した機能性発声障害症例の音声治療」が、優秀演題に選ばれました。


当院では、機能性発声障害(※)の患者さんに対して、治療プログラムを作成し、音声治療によるリハビリテーションを行っています。他の医療機関で問題無しとされた患者さんにも改善例が見られるなど、音声治療による効果が表れており、今回の演題発表となりました。
(※機能性発声障害・・・声帯に、声帯ポリープや声帯結節などの器質的な疾患や反回神経麻痺と言われる神経学的な異常を認めない状態で、声に「かすれ」が生じること)

優秀演題受賞の報告を受け、伊藤言語聴覚士は、「今まで地道に行ってきたことが、今回、賞という形になって返ってきて嬉しい」と話していました。

この賞を励みにして、より患者さんに効果的なリハビリテーションを目指し、音声治療が進歩することを期待しています。