12月11日は「胃腸の日」です。

明日12月11日(土)は胃腸の日です。
「胃に(12)いい(11)」という語呂合わせから、胃腸の健康管理の大切さをアピールする目的で、2002年に日本大衆薬工業協会により制定されました。
胃腸の日にちなんで、消化器外科の西田副院長よりメッセージをご紹介します。


「胃は食物を貯蔵しながら細かく分解する臓器です。分解された食物は少しずつ小腸に運ばれ消化吸収がおこなわれます。したがって胃は食生活上、非常に重要な臓器ですが、それ以外にも重要な働きがあります。たとえば、鉄分やビタミン類・カルシウムの吸収に必要な物質をつくっています。鉄分やビタミンの吸収障害は貧血の原因になり、カルシウムの吸収障害は骨粗しょう症の原因となります。胃の病気の早期発見には内視鏡やレントゲン検査が重要ですが、ピロリ菌やペプシノーゲン検査が病気のなりやすさの指標になります。
一度内科の先生に相談することをお勧めします。」


看護師と共にカルテをチェックする西田副院長


12月は忘年会など、胃に負担のかかる機会が多くなるかもしれませんね。
胃腸の日」をきっかけに、ご自身の胃や腸にいたわりの気持ちを持ってみてはいかがでしょうか。