地域医療連携カンファランスを開催しました!

10月13日(水)、がん早期診断のための地域医療連携カンファランを開催いたしました。今回は「肺がん」がテーマでした。呼吸器外科の山崎成夫部長が、「最近当科で切除した2cm以下の肺病変」と題して、症例検討を行いました。

 早期がんは、レントゲンだけでの診断は困難なことが多いため、PETとCTを併せて使うことは有用です。当院ではCT、PET、病理診断とも一施設で行えるため、総合的かつ緻密な診断をすることが可能です。
 カンファランスでは、多くの画像データや検査資料を基にした早期肺がんの診断方法について、ディスカッションを行いました。近隣の医療機関からも複数の先生方にご参加いただき、活発な意見交換の場となりました。6例の症例について、ガイドラインに沿った治療だったか、また、経過観察と手術のどちらが適しているかなど、画像を見ながら討論いたしました。
 
今回のカンファランスでは、当院の内部だけではなく地域の医療機関の先生方とも意見交換を行うことができ、大変有意義な会となりました。今後もさらに連携を深めながら、診断・治療レベルの向上に努力していきたいです。