フレー、フレー、実習生! 〜医療事務編〜

恵佑会札幌病院医事課では、6月中旬より4週間にわたり、医療事務の実習生受け入れを行いました。医事課での実習生受け入れは毎年行っておりますが、今年から実習内容を大きく見直しました。病院の仕事をより深く知ってもらおうと、医事課のみではなく複数の部門をまわり、業務の見学や体験ができるカリキュラムを作成いたしました。


今回の実習を受けたのは、札幌医療秘書福祉専門学校の中山さんです。以前から病院に通うことが多く、受付の仕事に憧れていたとのこと。恵佑会については、「忙しそうな病院だな」と思っていたそうです。





実習は、カルテの出し入れ・運搬、病歴の作成や電話応対等、医事課の基本業務から始まりました。受付ではスタッフの仕事を見て業務の流れを把握し、病棟ではクラーク業務を見学しました。医事コン(医療事務用コンピューター)入力やレセプト業務など、複雑な知識を要する業務についても、先輩スタッフからひととおり説明を受けていました。

  ※カルテ出し入れの様子

その後、総務課、用度課、システム課、診療情報管理室、地域医療連携室、内視鏡検査室、薬局、手術室、各科外来など、事務関連のあらゆる部門およびプラスαを見学・体験してもらいました。中山さんは、院内の部署数が多いことや、役割が細かく分担されていることに驚いていました。

   ※外来での診療補助業務の様子(医師・看護師・医師事務作業補助者と)


医療事務の仕事は、予想を超える忙しさだったとのこと。毎日教わったことをメモにとり、それを覚えて次の日に挑むのが大変で、覚えきれないことを申し訳なく思うこともあったそうです。でも、患者さんから「ありがとう」という言葉をもらったとき、少しやりがいを感じたと話してくれました。

※医事課スタッフと
4週間の実習を終えた中山さん。様々な病院業務を体験し、より多くの仕事に興味をもってくれたようです。でも、「医療事務員になりたい」という目標は今後も変わらず持ち続けたい、とのことでした。


中山さん、実習お疲れ様でした!
素敵な社会人になってくださいね!