医事課新人トリオによる「接遇マナー研修会」を開催しました!


恵佑会札幌病院医事課では、有志による「患者サービス向上委員会」を発足し、接遇マナーや環境整備等の改善を、今年度の大きな目標に掲げています。
ひとりひとりが現状を見直し改善策をチーム全体に促す、という形で、様々な角度から取り組みを行っています。

その試みの一環として、このたび、「接遇マナー研修会」が開催されました。

講師はこちら。医事課の越後さん、甚内さん、濱谷さんです。
なんと、今年専門学校を卒業したばかり。フレッシュな3人娘です。

3名は先日、外部に赴き接遇マナー研修を受けました。
その際に学んだことをまとめ、今度は自分たちが講師という立場になり、先輩たちを前に発表いたしました。


発表では、患者さんに対応するときの心構えや外から受ける印象について、また、電話の特性等についての話がありました。
仲間同士から始める接遇、忙しさを感じさせない対応、苦情を次に生かすための秘訣など、3名が交替で、要点ごとの詳しい解説を行いました。

この研修では、身だしなみや言葉の使い方、声のトーンや視線の置き方などの、基本的な立ち居振る舞いにとどまらず、病気を抱えて来院される患者さんの、各状況における心の状態まで考えた配慮や、医療機関の第一印象を左右する事務職員としての根本的な意識にもアプローチする内容となりました。

発表を聞いた医事課スタッフからは、「当たり前だと思っていた行動を改めて見直したい」「相手の立場に立った思いやりのある対応を心がけていきたい」などの感想がありました。
皆の接遇に対する意識と医事課の団結力が高まり、実りの多い研修となりました。



社会人になりたての新人職員が講師になるという斬新な試みの研修会でしたが、外部から講師を招いての研修会とはひと味違ったものとなりました。
内容もわかりやすく、3名とも研修で学んだことをしっかりと自分のものにし、既にプロ意識を持った堂々たる発表でした。
何よりも、一生懸命伝えようとするその姿勢は、先輩スタッフにも大きな刺激となり、改めて「自分たちも頑張ろう」という意欲を掻き立てるものとなりました。

講師を務めた3名の皆さん、お疲れ様でした!
    
                                     
恵佑会札幌病院医事課では、今後も各々の経験やレベルに合わせた種々の取り組みを行い、患者サービスの向上、業務の効率化、専門性の強化などに努めていく予定です。
至らない部分は真摯に受け止め改善して参りますので、お気づきの点がございましたら遠慮なくご指摘いただけますと幸いです。