第13回地域住民講座のご報告と次回のご案内

2月26日(土)、第13回恵佑会札幌病院地域住民講座を開催いたしました。
今回は「麻酔がかかるとどうなるの?」というテーマで、麻酔科の小村副院長と手術室の鵜澤看護師長が、それぞれの立場からがん手術における麻酔の役割について説明いたしました。

当日は48名の方にご参加いただきました。講演では、麻酔の概要や手術室の環境、手術時にどのような流れで麻酔が行われるのかなど、術前術後を含めての説明がありました。普段はなかなか聞けない話で、参加者の方から「ためになった」とのご感想をいただきました。当院で手術を受けられた入院患者さんからは「手術後、看護師さんに声をかけられて、生きているという喜びを感じた。」というお言葉もいただきました。

平成21年8月より始まった地域住民講座も13回を迎え、テーマも一巡いたしました。毎回参加される方もいらっしゃり、有難く思います。
今回司会を務めた歯科口腔外科の山下上席副院長は、「住民講座を開催するたびに、どんどん患者さんと医療者の垣根が低くなってきているような気がする」と話していました。
当院では今後もこのようなイベントを通し、患者さんにとってより身近に、安心して受診できる病院を目指してまいりたいと思います。

次回は地域住民講座は、4月23日(土)13:00より開催いたします。
「早期胃がんの診断と治療の最前線」というテーマで、当院内科の小平純一副部長が講演いたします。(詳細は→こちら
ご興味のある方は、是非お越しください!