感染対策について院内研修会を行いました。

12月8日(水)、北海道医療大学看護福祉学部准教授 塚本容子先生をお招きして血流感染対策についての院内研修会を行いました。
研修会では「明日から使える!!輸液看護:感染予防に焦点を当てて」と題し、主に輸液看護、輸液療法と感染、カテーテル関連の血流感染対策について講演していただきました。
院内からは医師、看護師、コメディカルなど113名が受講しました。

講演では手指衛生に加え、マキシマルバリアプリコーション(高度無菌遮断予防策)といった患者さんを感染から守るための無菌操作の重要性などについて重点的にお話いただきました。また、以前に国内で起こった院内感染事故の例を挙げ、地域住民の信用や収入・費用面での不利益についても説明がありました。


研修会開始時には皮膜保護剤を塗った腕と塗っていない腕に透明フィルムドレッシング剤を貼り、終了時に剥がして皮膚の状態の違いを確認するなど、実践を通して学ぶことができました。

受講者からは、「今後の業務に活用したい。」「勤務のため参加できなかったスタッフにも伝えたい。」などの感想がありました。
本研修会を機に、今まで以上に徹底的な感染対策に努めていきたいと思います。